定員に達しましたので、募集を打ち切りました



「ロボットと人工知能はいずれほとんどの物理的仕事をするようになる」。ロボット工学の世界的権威である大阪大学の石黒浩教授はそう予言する。

人類がそうした未来に進みつつあることは事実だとしても、短中期的に見ると人工知能とロボットの影響を受ける業界とそうでない業界が当然ながら存在する。業界の存在価値さえなくなる業界もあるだろうし、効率化で大きく飛躍する業界もある。

効率化で飛躍が可能な業界では、これまでに培ってきた伝統的なスキルに人工知能が加わることで、大きな価値を顧客に提供できるようになるだろう。

業界の存在価値がなくなるような業界は、残念ながら打つ手はない。新興ベンチャーに取って代わられるのを待つだけになる。

ロボットや人工知能がすべての仕事を肩代わりするユートピアまでの何十年間のビジネスモデルを一言で表現すると、「人間の強みと人工知能の強みの組み合わせ」ということになる。そしてその組み合わせは業界ごとに異なるだろうし、人工知能の進化によっても異なるに違いない。

5年先に人工知能はどこまで進化しているのだろう。10年先にはどんなことができるようになっているのだろう。そのロードマップを見ながら、その時々に発揮できる人間の強みが何なのかを考えなければならない。

どの領域に進出すべきか。どのスキルを身につけるべきか。どういう人材を採用すべきか。これらの答えは、すべて人工知能の進化のロードマップをベースに考え直さなければならない時代になった。

変化は加速度を増してきた。半歩先を見ているだけの会社やビジネスパーソンには勝ち目はない。2歩先を読みたいという会社や人のために、少人数制勉強会「TheWave湯川塾」26期のテーマを「人工知能をビジネスに活かす」と題し、急速に進化し始めた人工知能が影響を与えそうな職種、業界について、最先端の講師を交えて議論することにしました。

今期から定員を15人から10人に減らしました。10人くらいの規模のほうが、議論が活性化する傾向にあると思うからです。まさしく「膝を突き合わせて」の議論となります。ただ定員を減らしたことで、すぐに満席になる可能性もあります。お申し込みはお急ぎください。

TheWave湯川塾は知的エンタテインメント。議論を通じた知識の循環という、この上もなく贅沢なひとときを一緒に過ごしましょう。


【開催日時予定】
現在講師と交渉中ですので、変更になる可能性があります。ご注意ください。出席できない日程がある場合は、代理出席や遠隔出席、講義録などのサポート体制を整えています。

3/16(月)午後7時半〜 湯川鶴章
3/23(月)午後7時半〜 渡辺祐樹氏(カラフル・ボード株式会社)
3/30(月)午後7時半〜 シバタアキラ氏(白ヤギコーポレーション)
4/6(月)午後7時半〜 岡田陽介氏(株式会社ABEJA)
4/13(月)午後7時半〜 石山 洸氏(リクルート・メディアテクノロジーラボ所長)
4/20(月)午後7時半〜 湯川鶴章


1時間は講義、1時間は質疑応答。その後、懇親会に移動し、そこでも熱い議論を続けます。


【場所】渋谷のコワーキングスペースco-ba6階ライブラリー


【講師】

渡辺祐樹氏(カラフル・ボード株式会社
大学時代は人工知能の研究に没頭していたという渡辺氏。最近では、ファッションのセンスを学習し、自分の好みのファッションアイテムを提案してくれるアプリ「SENSY」をリリースして、話題になっています。慶應義塾大学、千葉大学と共同研究の結果、人工知能にファッションセンスを学習させるアルゴリズムの開発に成功。2014年9月に米国へ特許出願しているのだとか。「ライフスタイル全体をサポートする人工知能を作っていきたい」と語っておられます。

シバタアキラ氏(白ヤギコーポレーション
ビッグデータ解析コンサルティングとキュレーションアプリ「カメリオ」を手がける白ヤギコーポレーションのCEO。ご自身のブログに書かれている自己紹介文が非常におもしろい。「高校中退、ピザ屋でフリーター、パンクロックに憧れて渡英、ロンドン大学で物理学博士号、CERNで素粒子ビッグデータを統計解析、ニューヨーク大学で研究員、世界中を旅した、BCGでは大企業の戦略コンサルティング、戦略インスティチュート、天使との出会い、脱サラして起業」。中でも「退屈な世界をもっと楽しくしたいというアスピレーションを大切にしている人たちと、学歴をひけらかすことなく、お金に目をくらまされず、深いパッションでつながり、ビッグデータを使って世界を変えたい」というところに共感。まだお会いしたことはないけれど、今からいろいろ議論させていただくのが、非常に楽しみです。

岡田陽介氏(株式会社ABEJA
画像解析、機械学習をベースにしたビジネスプロデュース事業を手がける株式会社ABEJA。複数の知り合いから「ABEJAはおもしろい!」「岡田さんはおもしろい!」といううわさを聞いて、講師をお願いしました。人工知能が最初に進化させるのは画像解析の領域といわれています。まさにその分野の専門集団です。昨年末にはセールスフォース・ドットコムとの資本業務提携を発表。今、非常に勢いのあるベンチャーです。

石山 洸氏(リクルート・メディアテクノロジーラボ所長)
人工知能の研究者を取材していると、「日本の企業で人工知能の取り組みに一番熱心で、一番進んでいるのがリクルート」という話が聞こえてきます。そこでリクルートに取材を申し込んだんですが、広報立ち会いの取材では、「具体的な話は新年度以降で」を繰り返すばかり。なにか仕掛けていそうなのですが、目新しい情報は何一つ得ることはできませんでした。
それでも石山氏は、塾の講師としてきていただくことを快諾してくださいました。石山氏の回は、4月13日。そう、新年度に入ってからです。果たしてこの非公開勉強会でどんな議論ができるのでしょうか。非常に楽しみです。


24期、25期では、主に研究者を中心に講師にお招きし人工知能の研究の最前線のお話をうかがいましたが、25期では実際に人工知能をビジネス利用することを念頭に講師を選んでいます。参考までに24期、25期の講師は以下のような方々でした。

24期「人工知能、ロボット、人の心」の講師
影木准子氏(カワダロボティクス)
林学氏(ソフトバンクロボティックス)
元木剛氏(IBM)
石黒 浩氏(大阪大学)

25期「人工知能」の講師
西川徹氏(株式会社Preferred Infrastructure代表取締役)
山川宏氏(ドワンゴ人工知能研究所所長)
松尾豊氏(東京大学准教授)
井上智洋氏(早稲田大学助教)



【オンライン受講について】
東京近郊在住者でなくても受講できるように、テレビ会議システムを使ってリアルタイムでのオンライン受講の体制を取りたいと考えています。 ただしネット回線の混雑状況など主催者側で制御できない問題もありますので、快適な受講環境を保証するものではありません。その旨ご了承の上、お申し込み頂けましたら幸いです。受信障害が発生したときのために、記録用音声データを復習用にお渡しする準備はしています。


【代理出席について】
出張などの理由で出席できない場合は、同じ会社の方であれば代理出席が可能です。事前にご相談ください。


【受講料】
15万円(税別)
個人として参加される場合は、3回、5回、15回の分割払いも可能です。ご相談ください。

【定員】
10名


【対象者:以下のような方を念頭にカリキュラムを組みました】


・企業経営者
・経営企画担当者
・起業志望者
・投資家


【関連情報】

松尾豊准教授の対談動画
         



【塾の様子、雰囲気】

 TheWave湯川塾の開催の様子は、Facebookページでご確認いただけます。

塾の様子
塾の様子

懇親会の様子
懇親会の様子


【24期生の感想】
25期は現在進行中ですので、24期の塾生の感想をご紹介します。
・「強烈でした。本当に知らない世界を体験しました」(不動産業)
・「人生で一番知的好奇心を刺激された時間でした」(ベンチャー経営者)
・「受講したいと思った自分の直感は間違っていなかった」(ITコンサルタント)
・「いい意味で予想を裏切られた。技術のことだと思っていたら心のことも議論した」(ベンチャーCTO)
・「講師がすごかった。価値観を揺さぶられるような時間でした」(大手通信事業者新規事業担当)
・「少人数だったので、議論が熱かった」(女性経営者)
・「トップレベルのロボット、人工知能の専門家とインタラクティブに交流できるすばらしい機会でした。最初は受講料が高いなと思いましたが、終わってみれば大満足です。また受講したいです」(経営者)


【TheWave湯川塾運営方針】


・常に時代の2歩先のテーマを取り上げる
 ソーシャルメディア、Facebook、評価経済社会、LINE、WeChat、Makers革命など、どこよりも早く旬なテーマを先取りしてきました。
・最高の講師陣を迎える
 それぞれの業界のトップレベルの講師をこれまでお迎えしてきました。テーマが最先端過ぎて、講師の方々も情報交換する相手、議論する相手が不足しているのでしょうか、有名な講師でも喜んでご参加いただけるようです。
・専門知識がなくても議論に参加できるよう湯川鶴章がジャーナリストの観点で解説する
・レベルの高い塾生を集める
 比較的高額の受講料がフィルターになり、豊富な知識と熱意のある方が塾生として集まる形になっています。また毎期OB枠を設け、塾生OBの中から該当テーマに詳しいOBの参加を呼びかけています。
・議論こそがメインディッシュ
 15人の少人数制を取っているのは、議論こそが重要だと考えているからです。実は毎回テーマが最先端過ぎて、講師でさえすべての答えを持っているわけではないんです。答えは、講義の中ではなく議論の中で見つかることが多いようです。講師によっては講義を一切行わず、2時間すべてを質疑応答と議論にあてることもあります。また講義のあとは毎回、懇親会を行い、そこでも議論が行われます。懇親会は自由参加ですが、お酒が入ることでより本音ベースの議論が行われることもあるようです。懇親会へのできる限りの参加をお勧めします。
・「コンテンツ」より「エネルギー」
 情報は、インターネットを通じて無料で手に入るようになりました。こうした時代において、情報やコンテンツよりも価値を生むのが前向きなエネルギーだと思います。講師や塾生仲間の前向きでポジティブなエネルギーと交わることで、自分もより元気になれるのだと思います。元気は元気を増幅させます。そうしたエネルギー増幅の場を目指します。
・「TechWave塾」を「TheWave塾」に名称変更したのは、わたし自身がブログメディア「TechWave.jp」の運営から離れたのと、「Tech」という言葉が時代に合わなくなってきたと考えているからです。ここ15年ぐらいはインターネットの普及を背景にTechが時代変化の推進力になってきたのですが、ネットが社会インフラとして定着した今後は、Techをベースにしながらも、その上での個人のクリエイティビティが時代変化の推進力になるのだろうと考えています。ですので「TechWave」から「Tech」を外し「TheWave塾」とすることにしました。

【湯川鶴章・略歴】


 ITジャーナリスト。TheWave湯川塾・塾長。
  1958年和歌山県生まれ。大阪の高校を卒業後、渡米。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立、ブログメディアTechWaveを創業。2013年から、編集長を降り、新しい領域に挑戦中。
 著書に「未来予測 ―ITの次に見える未来、価値観の激変と直感への回帰」(2013)、「次世代マーケティングプラットフォーム」(2008年)、「爆発するソーシャルメディア」(2007年)、「ウェブを進化させる人たち」(2007年)、「ブログがジャーナリズムを変える」(2006年)。共著に「次世代広告テクノロジー」(2007年)、「ネットは新聞を殺すのか」(2003年)、「サイバージャーナリズム論」(2007年)、「閉塞感のある君へ。こっちへおいでよ。」(2013年)などがある。


【申し込み】

満員になりましたので、募集を打ち切りました。