Live your dream


都合により37期をキャンセルしました。

AIとロボットが進化、普及すると、いずれ人間の仕事が順にAIとロボットに奪われていき、多くの人の所得が減少するという予測がある。そしてその先には、金銭のやり取りがほとんどなくなる資本主義の自然死が待ち受けていると言われる。

それは暗い未来なのか。明るい未来なのか。

こういう話をこれまで何度も講演などでしてきたが、聴衆の反応はきれいに2つに分かれる。暗い未来だと受け止める人は、「仕事がなくなる。所得がなくなる」と悲観し、明るい未来と受け止める人は「好きなことをして生きていける」「自分らしく生きれるようになる」と楽観視する。
 
個人差はあるものの、傾向としては、年齢の高い人ほど、こうした未来を暗い未来と認識する。性別では男性のほうが、暗い未来として受け止める傾向があるようだ。


ある若い友人(男性)は「めちゃくちゃ明るい未来じゃないですか。ワクワクします。だって好きなことして生きていける時代になるんだもん。早くそんな時代がきてほしいです」と感想を述べてくれた。

暗い未来のシナリオは思い描くのは簡単だが、果たして明るい未来のシナリオってどのようなものなのだろう。

そこで、湯川塾37期では、そんな未来を先取りし、自分の本質を生きている人、思う存分好きなことを追求している人たちを講師に呼ぼうと思いました。そこで相談したのが 友人で自称「生き様フェチ」の川本麻衣子さん。川本さんに、その幅広い交友関係の中から特に「生き様」が突出してすばらしい5人を選んでもらいました。

「自分の本質を生きる」ってどういうことなんだろう。川本さんは言います。「単に自分の好きなことを追求しているというだけじゃなくて、この世界はこれからどうあるべきか。宇宙、地球、世界、社会、地域、家族、そして自分や世の中とどう繋がり、自らの役割をどう果たしていくべきか。頭(Head)、体(Hand)、心(Heart)の3つのHを使って、そこに常に耳を傾けてユーモアや遊び心もたっぷりに生きる、口だけではない実際に行動に移している体現者であり実践者な皆さまです!」。

世界中の作家や芸術家たちのお墓を訪ね歩いている人。だれよりも神社が好きと公言している人。地球に優しい持続可能な生活を実践している人。まさに未来の社会を先取りしている人たちのオンパレードです。自分の本質を生きるということは、こういうことなのか。文章で読むだけでは分からない、生き生きと生きる人たちが放つエネルギーを全身で受け止めてもらいたい。これが未来だということを実感していただきたい。そう思って37期のカリキュラムを組みました。





 



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【開催日時と講師】(講師や会場の都合で変更になる可能性があります。ご注意ください) 


11/28(月)榎本英剛氏
12/5(月)カジポン・マルコ・残月氏
12/12(月)四井真治氏
12/19(月)小野寺愛氏
1/10(火)交渉中
1/16(月)中村真氏
1/23(月) 最終回討論

 

講義は2時間。うち1時間で講師にお話をいただき、残りの1時間で議論します。また終了後、場所を変えて懇親会を開催します。カジュアルな雰囲気の中でさらに議論が深まり、さらなるオフレコ情報が飛び出すことがあります。懇親会は基本的に自由参加ですが、こうした理由から積極的なご参加を強くお勧めします。 



【会場】
外苑前のミスルトウ・ベース・キャンプのセミナー会場をお借りして行います。



【講師について】



榎本英剛氏
榎本英剛氏
よく生きる研究所を主催されている榎本英剛さん。一度湯川塾で「天職の創り方」についてご講義いただきました。その生き方があまりにもステキだったので、再度ご登壇をお願いしました。とにかくいろいろなことにチャレンジされている方で、今回はトランジション・タウンやチェンジ・ザ・ドリーム、あるいはアクティブ・ホープなど持続可能な未来を創るために榎本さんがやってこられた様々な活動についてお話をしてもらいたいと思っています。榎本さんの書かれた本もすばらしかったので、日本語版ニューズウィークのウェブコラムで紹介させていただきました。
AIに奪われない天職の見つけ方 「本当の仕事 自分に嘘をつかない生き方、働き方」(榎本英剛著)


生き様フェチ川本さんは榎本英剛さんについて次のように語っています。

ヒデさんは、直観的に、時代の先を読み解く力に溢れる柔和な革命家!

やわらかい。大人。上品!なんだけれど、誰よりも自分の欲求にまっすぐで、ノイズに惑わされず芯を生きるしなやかな力に溢れている。

ヒデさんが歩いた後ろには、花が咲き乱れる道ができる、そんな「花さか爺さん」のような人!!なのに、オチャメ!かわいい!
地域通貨よろずの話も、アクティブホープ、トランジションタウンの話も、「革命はいかにして起こるのか」の話も、いろんな角度で、いろんな分野の人に突っ込んでもらいたい!



kajipon
カジポン・マルコ・残月氏

1967年生まれ。大阪府出身。文芸研究家にして“墓マイラー”の名付け親。NHK文化教室講師。自身が感動した芸術や文学作品の作者、生き方に感銘を受けた思想家など、古今東西の人生の恩人へ「ありがとう」の言葉を伝えるため、10代の終わりから約30年にわたって墓巡礼を続けている。チャップリン、ゴッホ、ベートーヴェン、手塚治虫、シェイクスピアなど、感謝を伝えた恩人の数は、世界100カ国、2300人以上。「民族や言語が違っても人間は相違点より共通点が多い」をモットーに活動し、『月刊石材』に巡礼レポートを連載しているほか、NHK『世界でニホンGO!』『ラジオ深夜便』や民放各局、新聞、雑誌などメディアで墓巡礼の素晴らしさを訴え続けている。また芸術を誰もが気軽に親しめるように、歌舞伎、バレエ、能、ロック、クラシック、絵画、彫刻(仏像)ほか、様々なジャンルのアートの入門講座を行っており、マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』の熱烈研究者として「ジョジョ立ち」教室を開催。著作に『東京・鎌倉有名人お墓お散歩ブック』(大和書房)など。現在、お墓本の新刊を執筆中。訪問した全ての墓を掲載したホームページ『文芸ジャンキー・パラダイス』(http://kajipon.com) はアクセス累計6000万件を突破。※造語「墓マイラー」「ジョジョ立ち」は『現代用語の基礎知識2014』(自由国民社)にも収録されている。
 

カジポン氏がお墓を訪ねた国内外の作家や芸術家たちのリストはこちら。2308人&2匹。すごい!

生き様フェチ川本さんは、カジポン氏について次のように語っています。

カジポンの回(12/5)は、墓巡礼というところを切り口に、いろんな人の命日当日でもあるので、彼らが生み出した素晴らしきクリエイションもみんなで謳歌しながらの、人類賛歌の場になるよ。こうやって書くとチープに聞こえるけれど、当日居合わせたらとてもあったかい、エネルギーに満ち溢れた「あぁ、死ぬまで楽しみ尽くさなくちゃいけないことがたっくさん!いそがしいいそがしい!(いい意味でね)」っていう気持ちになると思う。

元祖「墓マイラー」 カジポンの「墓を訪ねて三千里」人生


四井 真治氏
四井 真治氏

ウェブ上の情報によると、四井さんはパーマカルチャーデザイナー。
オーストラリアで生まれた持続可能な環境を作り出すためのパーマカルチャーというデザイン体系を、山梨の自宅での実践を通して、日本にふさわしい形に再構成して提案されています
「パーマカルチャーデザイン」を暮らしのなかに

 
生き様フェチ川本さんは、以下のように紹介してくれました。

四井さんは、大規模の万博のプロジェクト請け負ってたりするから、結構ビジネス的なことも話せると思う。日本の下水道ビジネスとか、税金の使い方とか、おかしいだろ!人間のうんちは、最高の資源だ!って言ってますw。

小野寺愛氏
小野寺愛氏

ウェブ上の情報によると小野寺氏は学生時代、旅とウィンドサーフィンに明け暮れ、その後、外資系証券会社勤務、国際交流NGO「ピースボート」勤務、船上のモンテッソーリ保育園「ピースボート子どもの家」運営を経て、神奈川県逗子市にて「子ども×自然×地域活性」をテーマとする一般社団法人「そっか」を共同創業。Edible Schoolyard Japanやスローフード日本でも活動中、「食べる」ことを真ん中に社会に働きかけることが好き。

ご自身のブログの長い!とツッコミが入りそうな自己紹介の中の「サーフィンに出会ったので、すでに人生は半分成功しています」という文章がステキです。

生き様フェチの川本さんは、小野寺氏を次のように評しています。

小野寺愛ちゃんは、世界の問題(紛争とか格差とか環境問題)とかの解決のために世界を奔走してきたけれど、大事なことはまず、自分の周りからということで、「自分の地域で」 命をはぐくむ(すなわち、食べるものを自らの手で作る、あるいは、地域で子供を育てる)」っていうことを実践しているんです。そして「美しく楽しい」暮らしを実践しています。例えばエディブル・スクール・ガーデン(学校の庭で食べられるものを育てる)の活動とか、「パーマカルチャー母ちゃん」っていう活動とか、逗子の海で地域で子供を育てる「そっか」っていう活動とか、いろいろやってる。どんな人でも今日からできることがあるはず。一市民として、そしてコミュニティとしてアプローチしていってるんです。





中村真氏
中村真氏

ネット上で見つけた中村さんのプロフィールは以下の通り。

尾道自由大学校長 / イマジン株式会社代表 2012年まで雑誌『ecocolo』や書籍『JINJABOOK』などを発行する出版社株式会社エスプレの代表を務め、現在は五感を刺激する 様々なプロジェクト「five sense project」プロデューサーとして活躍中。学生時代より世界を旅し、外から見ることで日本の魅力に改めて気づき、温泉と神社を巡る日本一周を3度実行。出版のみに留まらずイベントや社会貢献プログラムなど様々なメディア活動を展開中する神社とグレートフルデッドをこよなく愛する44歳日本男児。
生きること=楽しむこと 中村真さんの今につながる旅 part3


生き様フェチ川本さんは中村氏のことを次のように語っています。

中村真さんは、自分自身、山伏だったりする半面。広告代理店の経験があったり実はバリバリビジネスマンだったりする。そういう、精神的な世界と今の資本主義社会を自由に行き来する、そしてそれを楽しむっていう文脈でも刺激を与えられる人だと思う。あと自分が誤解されて必ずしも自分が受け入れられなくなるかもしれないような意見であっても、自分が信じるステートメントはちゃんと発していく強さを持っている。そこがすごく尊敬できる。そんなロックな彼が私は好きです。






【情報の取り扱いについて】
少人数のカジュアルな雰囲気のためオフレコ情報が多数飛び交います。ソーシャルメディアなど公の場での情報共有は基本的に禁止といたします。 









【オンライン受講について】
会場に来れない方のために、テレビ会議システムを使ってリアルタイムでのオンライン受講が可能な体制を取っています。受講メモも用意します。ただしネット回線の混雑などの理由で、快適な受講環境を提供できない場合があります。急な出張が入った場合や、地方からどうしても参加したいという方のために体制だけは整えましたが、湯川塾の醍醐味は、最先端の講師と膝を突き合わせて議論するところにあります。なるべくリアルに参加されることをおすすめします。 






【受講料】
法人枠 20万円(税別)
お一人さまのみの参加となりますが、その方が出席できない回については、同じ会社の別の方の代理出席が可能です。領収書の宛先が法人の場合は、法人枠となります。ご了承ください。


個人枠 15万円(税別)
個人として参加される場合は、3回、5回の分割払いも可能です。ご相談ください。 


この比較的高額な受講料と、主に口コミによる塾生募集の両方が適切なフィルターとして機能し、尖った受講生が集まる傾向にあります。豪華な講師陣という魅力に加え、塾生同士の横のつながりも湯川塾の大きな魅力の一つとなっています。これまでに300人以上の卒業生を輩出しており、テクノロジーに関心のあるビジネスパーソンのコミュニティーが形成されています。







【定員】
10名 





【塾生属性】
20代から60代まで、過去にはいろいろな属性の方が塾生として参加されています。傾向としては、テクノロジー系の起業家が多いですが、テクノロジーとは無縁の方も数多く参加されています。

今回のコンテンツは主に次の2つのタイプの方を想定して、講師を選定しました。

1つのタイプは、自ら価値観変化のまっただ中にいる方。価値観変化が始まると、やりたいことと、今までの生き方の間にギャップが生じるようになります。そのギャップは大きな不安要素となります。新しい価値観のもと、自分らしく仕事で生計を立てている講師のお話から、何かヒントを得ることができるかもしれません。

もう1つのタイプは、新規事業を計画している方。前出したように、今回の価値観変化はAIの進化で今後加速度を増すことが予想されます。確実にもうそこまで来ている未来です。新規事業を考える上でも、次にくる価値観社会の本質をつかんでおく必要があります。本質をつかんでこそ、長くヒットする製品やサービスを開発できるのだと思います。





【湯川塾が人気の理由】
 湯川塾はもう5年以上続いています。ここまで継続できている理由を聞かれることがあります。理由は幾つかあると思いますが、最も大きな理由は、テーマ選びだと思っています。まだ世間一般に認知されていないものの、これから話題になりそうなテーマを先取りしています。まだ広く認知されていないテーマなので、数十人のセミナーだと集客できないテーマかもしれません。10人集まれば満員の少人数制勉強会だからこそ、尖ったテーマで成立するのだと思います。

また尖ったテーマなので尖った塾生が集まります。講師にとっても最高の議論の場になるようで、講師の中には引き続き他の講師の回にも参加を希望される方がいらっしゃいます。30期「ソーシャルロボット」でも、4人の講師のうち3人が自分の回以降の回への参加を希望されました。 「ソーシャルロボット」を手掛けるトップランナー3人が議論に参加するわけですので、非常に濃い議論の場になりました。日本で最も最先端の熱い議論になったのではないかと思います。

またアットホームな雰囲気も湯川塾の特徴です。雰囲気作りには気を配っていて、事務局に明るく前向きなメンバーを集めています。塾生からは「塾の日が楽しみ。元気になれる」という感想をいただいています。
塾の様子はFacebookページで報告しています。ぜひTheWaveのFacebookページをご覧ください。






【湯川塾・過去のテーマ】
湯川塾が過去にどのようなテーマを取り上げてきたかは、以下のリンク先でご確認いただけます。