healthcare



AIの波がヘルスケアの領域に押し寄せ始めた。AIはほとんどすべての業界に影響を与えるであろうと言われているので、当然ヘルスケアの領域も大きな地殻変動が起こるとは思っていた。しかしAIが「高速計算」以外のこともできるようになってきたので、当初予想されていたヘルスケアの領域以外の領域にも大きな変化が押し寄せる可能性が出てきた。またこれまではヘルスケアの領域はベンチャー企業の動きが目立ったが、大手老舗企業も活発な動きを見せ始めた。例えば

・製薬会社MSDが2016年2月、ベンチャーキャピタルのグロービス・キャピタル・パートナーズと共同で「ヘルステックプログラム」を始動。

・Novartisが2015年に、デジタルメディスン(Digital Medicine)部門を立ち上げる。

・アステラス製薬が2016年7月、米MPM Capital社と共同でデジタルヘルス領域の投資会社、米 DigiTxPartners 社を設立。

・エーザイが2016 年 6 月、東京大学医学部附属病院、ココカラファインと共同で、認知症・軽度認知障害の患者とその家族向けのコミュニケーションツール「わすれなびと」の予備的臨床研究を開始。同年 8 月には MAMORIOと、認知症者を対象とするお出かけ支援ツール「Me-MAMORIO」の開発提携に関する契約を締結。 

これらのニュースを見るだけでも、ヘルスケア領域にとてつもなく大きな変化が起こり始めていることが分かる。ヘルスケアは、すべての人に関係のある領域。果たしてどのようなビジネスチャンスがあるのだろうか。


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ご好評をいただいております少人数制勉強会TheWave湯川塾では、40期のテーマを「AIxヘルスケア」と題し、2016年のヘルスケア領域の振り返るとともに、2017年に業界で起きる可能性を徹底的に議論したいと思います。(湯川鶴章)




【開催日時と講師】講師の都合などで変更になる可能性があります。ご注意ください。 またもう一人、ビッグゲストを6/12に講師として登壇していただこうと、交渉している最中です。実現すると全8回になります。通常の期は全6回ですので、40期はもりだくさん、オトクな期になります。実現するかどうかまだ分かりませんので、とりあえず以下の全7回で募集を開始します。

 


・4/10(月)19:30~ 石塚集氏
・4/17(月)19:30~ 川越満氏、橋爪康知氏
・4/25(火)19:30~ 林光洋氏
・5/1(月)19:30~ 新城健一氏
・5/15(月)19:30~ 土肥 俊氏(交渉中)
・5/29(月)19:30~ 石山 洸氏
・6/5(月)19:30~ 湯川鶴章・片山啓吾氏

 
 
講義は19:30から2時間。うち1時間で講師にお話をいただき、残りの1時間で議論します。また終了後、懇親会を開催します。カジュアルな雰囲気の中でさらに議論が深まり、さらなるオフレコ情報が飛び出すことがあります。懇親会は基本的に自由参加ですが、こうした理由から積極的なご参加を強くお勧めします。 



【会場】
外苑前のミスルトウ・ベース・キャンプのセミナー会場をお借りして行います。





【講師について】


湯川鶴章
湯川鶴章
 僕です。ITジャーナリスト。時事通信編集委員を経てテックメディア「TechWave」を創業。その後フリーに。お調子者。ヨガと瞑想が趣味。嫁が美人なのが自慢。

 
 



遠藤太一郎
遠藤太一郎氏
 AIリサーチャー兼エンジニア。まったくの文系人間に対してでも、AIを非常に分かりやすく説明するのが得意。「何度同じ質問をしても怒らないAIエンジニア」と言われている。40期では各講師の講義の中でAIの話が頻繁に出てくることが予想されます。そんなときに専門家として、コメントしてもらおうと思っています。







石塚さん
石塚集氏
医療ジャーナリスト。40期の構成を手伝ってもらいました。石塚氏には最初の回で、ヘルスケア領域のこれまでの動きと今後の展開の予想について解説してもらいます。
 






川越さん
川越満氏
橋爪康知氏
橋爪康知氏
川越氏は、木村情報技術株式会社コンサナリスト事業部長。コンサナリストとは、コンサルタントとジャーナリストの両面を兼ね備えた職種のことだとか。医療、医薬品業界のオピニオンリーダー。

IBM Watsonを含む人工知能関連については同社の橋爪康知氏にお話いただきます。



 
林さん
林光洋氏
DeNAの元執行役員。同社を退社したあとは、ベンチャー企業に出資、支援する株式会社ベータカタリスト社の立ち上げに参画。ベータカタリストは、AIベンチャーのエクサインテリジェンスなど、複数の有望ベンチャーに出資しているが、林氏はその中でも医師コミュニティーを運営するメドピア株式会社に取締役として参加している。

今回はメドピアの取り組みと、遠隔医療の現状についてお話をうかがう予定です。





新城さん
新城健一氏
サービスプロデューサー。ヒューマンセンシングビジネス研究会主宰。IoT、センサーが集めたデータをAIが解析することで可能になる各種ビジネスを探求している。センサーとAIがヘルスケアに影響を与え始めた事例を、日本で一番よく知っている人の一人。

豊富な知見もさることながら、穏やかでやさしい人柄が魅力のナイスガイ。






土肥 俊氏(交渉中)
NECが設立した、先進AIを活用した創薬を專門にするサイトリミック株式会社の社長。同社設立に関する発表文はこちら。現在交渉中。

登壇を前向きに検討していただいていますが、登壇日が変わる可能性があります。ご注意ください。







石山 洸氏
石山 洸氏
リクルートのAI研究所の元所長。リクルート在籍時代は、著名なAI研究者を同社の顧問に迎えたり、シリコンバレーにAI研究所を設立するなど大活躍。リクルートの社内AI化への道筋がついたということで退社し、デジタルセンセーション株式会社の顧問に就任。同社は、認知症ケアにAIを活用する研究を行うと同時に、認知症ケアの手法の普及を目指している。例えば認知症ケアの様子を撮影し、ケアを受けている人の状態がどのように変化したのかをAIが解析。介護の動画をAIに送るとケアの改善方法をアドバイスしてくれるようにもなってきているという。世界的に見てAIx介護の最先端事例だと思います。

石山さんは、そのずば抜けた頭脳と行動力と、おちゃめな見た目(?)と性格で、日本をリードしていく人物の一人だと思います。






片山啓吾氏
片山啓吾氏
天才ファシリテーター。和やかな雰囲気の中、グループディスカッションをリードするスキルには定評があります。湯川塾は、議論がメインディッシュ。今期も、熱くて楽しい議論をリードしてもらおうと思います。






【情報の取り扱いについて】
少人数のカジュアルな雰囲気のためオフレコ情報が多数飛び交います。ソーシャルメディアなど公の場での情報共有は基本的に禁止といたします。 









【オンライン受講について】
会場に来れない方のために、テレビ会議システムを使ってリアルタイムでのオンライン受講が可能な体制を取っています。受講メモも用意します。ただしネット回線の混雑などの理由で、快適な受講環境を提供できない場合があります。急な出張が入った場合や、地方からどうしても参加したいという方のために体制だけは整えましたが、湯川塾の醍醐味は、最先端の講師と膝を突き合わせて議論するところにあります。なるべくリアルに参加されることをおすすめします。 






【受講料】
法人枠 20万円(税別)
お一人さまのみの参加となりますが、その方が出席できない回については、同じ会社の別の方の代理出席が可能です。領収書の宛先が法人の場合は、法人枠となります。ご了承ください。


個人枠 15万円(税別)
個人として参加される場合は、3回、5回の分割払いも可能です。ご相談ください。 


この比較的高額な受講料と、主に口コミによる塾生募集の両方が適切なフィルターとして機能し、尖った受講生が集まる傾向にあります。豪華な講師陣という魅力に加え、塾生同士の横のつながりも湯川塾の大きな魅力の一つとなっています。これまでに300人以上の卒業生を輩出しており、テクノロジーに関心のあるビジネスパーソンのコミュニティーが形成されています。







【定員】
約10名 







【対象者:以下のような方を念頭にカリキュラムを組みました】 
 
・企業経営者
・経営企画担当者
・起業志望者
・投資家 
 


テクノロジーに関する事前知識がない方でも議論に参加していただけるよう、ITジャーナリストの湯川鶴章がやさしく解説しながら講義を進めていきます。そこが、ITジャーナリストが主催する勉強会の強みだと考えています。 







【湯川塾が人気の理由】
 湯川塾はもう5年以上続いています。ここまで継続できている理由を聞かれることがあります。理由は幾つかあると思いますが、最も大きな理由は、テーマ選びだと思っています。まだ世間一般に認知されていないものの、これから話題になりそうなテーマを先取りしています。まだ広く認知されていないテーマなので、数十人のセミナーだと集客できないテーマかもしれません。10人集まれば満員の少人数制勉強会だからこそ、尖ったテーマで成立するのだと思います。

また尖ったテーマなので尖った塾生が集まります。講師にとっても最高の議論の場になるようで、講師の中には引き続き他の講師の回にも参加を希望される方がいらっしゃいます。30期「ソーシャルロボット」でも、4人の講師のうち3人が自分の回以降の回への参加を希望されました。 「ソーシャルロボット」を手掛けるトップランナー3人が議論に参加するわけですので、非常に濃い議論の場になりました。日本で最も最先端の熱い議論になったのではないかと思います。

またアットホームな雰囲気も湯川塾の特徴です。雰囲気作りには気を配っていて、事務局に明るく前向きなメンバーを集めています。塾生からは「塾の日が楽しみ。元気になれる」という感想をいただいています。
塾の様子はFacebookページで報告しています。ぜひTheWaveのFacebookページをご覧ください。






【湯川塾・過去のテーマ】
湯川塾が過去にどのようなテーマを取り上げてきたかは、以下のリンク先でご確認いただけます。



【申し込み】

以下のフォームからお申し込みください。フォームが不具合を起こしている場合は、こちらのページからもお申し込みいただけます。お申し込みいただきますと、24時間以内に湯川からメールで確認の連絡を差し上げます。連絡がない場合は直接湯川までメールでご連絡いただけませんでしょうかtsuruaki@gmail.com