L.E.K. Consultingのアンケート調査によると、電子書籍リーダーを購入した人の48%は以前より多く本を読むようになったと答えており、以前より読まなくなったと答えた7%を大きく上回ったという。ネタ元はGigaOm



 電子書籍リーダーを購入した人は、全体の10%というから、出版業界的にはまだそれほど大きな数字じゃないけど、本や新聞、雑誌の売り上げが低迷する中で、期待が持てる数字になっている。



 僕もiPhoneの電子書籍リーダーkindle for iPhoneをダウンロードしてから、確かに本をよく読むようになった。やはりかさ張らないのがいい。読み終わった本を売るというのはなかなか勇気がいって、自宅にどんどん本がたまっていっている。狭い家がますます狭くなる。なので、よっぽど気になる本しか買わないようになってきている。




 それとネット上でおもしろそうな書評を読んで、これ読みたい!って思っても、すぐに読めないんだと思うと、購入を躊躇してしまう。その点、英語の本ならほとんどはUSのAmazonのサイトからKindle for iPhoneに簡単にダウンロードできる。目次と最初の1章ぐらいはサンプルとして無料で読めるようになっていて便利だ。



 Kindle for iPhoneのおかげで英語の本を読むことが多くなりそうだ。



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