第5回ジオメディアサミットのライトニングトークでいろいろな新しいサービスが紹介されたが、中でもおもしろいと思ったのが株式会社はてなが4月中旬に正式リリースする新サービス「はてなココ」。どんなサービスかと言うとTechWaveの読者には日本版Foursquareと説明すると分かりやすいかもしれない。



 ただそれは単にCheck inする機能がFoursquareと同じというだけで、最近の位置情報サービスの多くにはCheck in機能がついているので、特にFoursquareに真似ているというわけではない。便宜上そういう記事タイトルにさせていただいただけなので、悪しからず。







 はてなココではCheck in機能は「イマココ」という呼び名になり、Check-inすればGPS情報を基に周辺の場所が一覧表示される。その中から現在地があれば、それを選択。








なければ新しく場所を入力する。。







「イマココ」したり、移動距離が増えると「コココイン」という仮想通貨がもらえるようだ。



ゲーム性を取り入れるところなどは、Foursquareと同じような発想だ。



そして「イマココ」した場所の情報や写真などを友達と共有できる。







さてここから僕がおもしろいと思った部分なんだけど、「はてなココ」では自分のアバターを作って写真の中に入れることができる。



アバターは「ハッピィ」と呼ばれて、自分で作ることができる。







その「ハッピィ」を写真の中に表示できる。おもしろいのは、その場に居合わせた友人の「ハッピィ」がすべて写真の中に自動的に張り付けられる機能があること。







TwitterやMixiにも自動投稿できるようにする予定だという。やはりTwitterやMixiと連携していかざるをえない状況だとは思うのだけど、どの程度スムーズな連携にするのか注目したい。ただTwitterへのダブルポストということではなくTwitterクライアント的になって「はてなココ」のほうでTwitterからのTweetを受信して表示できるのなら、使ってみたいと思う。



でもそれは僕のように既にTwitterコミュニティーにどっぷり浸かっている人間だからであって、若いユーザーにはTwitter連携がなくても十分流行りそうなサービスだとは思うけど。



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