日本の3大SNSの中でGREEだけがページビューを落としている。グリーの田中良和氏は「ページビューと収益は必ずしも関係していない。収益的には順調に伸びている」と語っているが、オープン化に出遅れたことが原因なのだろうか。



 中国北京で開催された2010 China Social Game Summitで講演したインフィニティ・ベンチャーズLLP共同代表パートナーの田中章雄氏の発表スライドによると、Mixi、Gree、モバゲータウンの3大SNSの中で、Greeのページビューだけが低下している。グラフを見ればページビュー低下が異例であることが一目瞭然だ。



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 田中章雄氏のあとに講演したグリーの田中良和氏はこのことに関し「グラフの最後の部分でページビューが少し下がっているようにみえるが、ページビューと収益は必ずしも関係していない。収益的には順調に伸びている」と説明、収益的に問題がないことを主張した。



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 しかし何があったのだろうか。Greeと他のSNSとのこの時期での違いは、プラットフォームをオープン化しサードパーティ開発のソーシャルゲームを受け入れたかどうか。やはりオープン化に出遅れたことで、ユーザーを他のSNSのソーシャルゲームに奪われたのだろうか。モバゲータウンの守安功氏は、モバゲータウンのページビューの急増の理由を「ソーシャルゲームに注力したこと」と説明している。



 もちろんグリーも手をこまねいているわけではない。北京で開催されたSocial Game Summitで田中良和氏は、Greeプラットフォームのオープン化について説明。サードパーティのゲーム開発者に投資するGreeファンドにも触れ、Gree向けのソーシャルゲーム開発を訴えた。



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