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 米調査会社ROI Researchの調査によると、ソーシャルメディアを積極的に活用する米国ユーザー2997人のうち59%がLinkedInのアカウントを持つことは重要である」と答えた。米SEO会社Performicsが発表した



 またLinkedInのアクティブユーザーの50%が週に1度はアクセスし、20%が毎日アクセスするという。



蛇足:オレはこう思う



 実名を名乗り、自分の仕事関係の人たちがほとんど参加しているソーシャルメディアと、どこのだれだか分からない人同士で趣味やネタで盛り上がるソーシャルメディア。どちらにも価値はあるのだが、どちらのほうが価値があるのかというと「リアルな人間関係で構成されるソーシャルメディアのほうが価値が高い」と多くの人が認識している、ということだ。



 まあ当たり前の話かもしれない。特に自分の友人、知人、仕事仲間のほとんどすべてがオンラインでつながればネットワーク効果が起こり、それはそれはすごい価値を生み出す。



 日本でも、「一度名刺交換しただけの人と、その後ソーシャルメディア上で盛り上がり、次に会ったときに新しい仕事のプロジェクトで協力することになった」なんて話を頻繁に耳にするようになってきた。リアルソーシャルグラフのほうが大きな価値を生む可能性があるということは、Facebookを活発に利用している人、Twitter上で実名で活動している人の間では、当たり前の感覚になりつつある。



 潮目の変化だ。「ネットは危険。実名は危険」という考え方が大きく変化しつつあるように思う。



 変化はチャンスでもある。さてどう動くべきか。