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46 世界で最もホットなIT系イベントとしても注目を集めるようになった音楽・映画・ITの祭典「SXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)」。次回のSXSWのIT部門「インタラクティブ・セッション」は来年3月9日から13日の4日間、米テキサス州オースティンで開催される。そのSXSWに日本のIT業界から一挙に1000人規模で行こうというキャンペーンを、頓智ドットの井口尊仁さんらが中心になって展開しているのだが、そのキックオフパーティーの詳細が決まった。



【開催概要】

日程:2011/11/10(木)

時間:19:00 〜 22:00

場所:WOMB LOUNGE(東京都渋谷区円山町2-16)

会費:3500円程度



【登壇者】

・井口尊仁氏(頓智ドット)

・宮田拓弥氏氏(ミクシィ)

・田中泰生氏(芸者東京エンターテインメント)

・清水亮氏(ユビキタスエンターテインメント、ビデオ参加)

・SXSWアジア事務局

ほか



 登壇者には、昨年のSXSWのビデオや写真などでSXSWの雰囲気や様子を伝えていただく予定。また参加する上での注意事項などもSXSWアジア事務局の方からお話いただくことになっている。



 登壇者は昨年のSXSW参加者に限定しているのだが、登壇者以外にもIT業界で著名な方がたくさん参加する予定。参加申し込みページには、既に300人以上が参加を表明しており、そのリストにはびっくりするようなお名前やアイコンがちらりほらり。




 TechWaveからはわたしのほか、増田、本田の両副編集長に加え、TechWaveコミュニティーの中核メンバーが多数参加してくれることになっている。



まだまだ参加可能。キックオフパーティーへの参加申込はこちらから。



 1000人でSXSWに行く意味を井口尊仁さんが寄稿してくれているが、それに加え、今日の清水亮さんの記事にあるように、震災と放射能で日本が壊滅的被害を受けていると世界から見られている中で、日本の未来を背負って立つIT業界の存在感を世界に見せつける必要があるのではないかと思う。



 また猪子寿之さんの記事にあるように日本のITは米シリコンバレーのITとは異なる方向に進化すべきで、その方向の1つが音楽やゲームなど非言語な領域だと思う。言語に関する領域では英語圏では米国のITベンチャーが、中国語圏では中国のITベンチャーがどうしても有利になるからだ。



 今回日本のIT業界関係者が、音楽やエンターテインメントとITが融合するSXSWに実際に出向き、その環境にどっぷりと浸ることで、少なからず得るものがあると思う。それを1000人規模で日本に持ち帰るのである。日本のIT産業はその方向に一気に加速するのではないだろうか。



 SXSWに行く1000人が、次の日本の基礎を作る1000人になってくれればと願っているので、TechWaveとしても「1000 Japanese Samurais to SXSW」キャンペーンを全力で支援したいと思っている。



【お知らせ】



 SXSWのチケットは購入時期によって料金が異なります。チケット購入がすめば、SXSW事務局を通じて現地のホテルが格安料金で予約できるようになります。SXSW事務局を通じてでないとその時期のホテルはかなり割高になってしまいます。チケット価格は、次回は11月11日に値上になる予定。年が明けるとさらに値上げになる上、現地のホテルは満室状態になることが予想されます。できるだけ早い時期にチケット購入をお勧めします。



 チケット購入ページはこちら



 英語が苦手という人向けに、ボランティアによる翻訳プロジェクトが始まっています。翻訳プロジェクトや各種情報はFacebookの「1000人で行くSXSW2012展示者、参加者グループ」に集められています。ぜひこのグループにもご参加ください。



 また出展を予定している方は、ぜひコンテストにもご応募ください。優勝すれば世界中の注目を集めることも可能です。応募締切は11月18日です。われこそはと思う方は、SXSWアジア事務局まで日本語でどうぞ。



 TechWaveでは①一般参加者向け勉強会プログラム(担当:湯川)②出展者向け支援プログラム(担当:増田)③寝袋持参格安ツアープログラム(担当:本田)の、3つのプログラムを準備中です。個人で参加するよりも楽しく実りの多い4日間になると思います。これらのプログラムに参加ご希望の方は、まずはSXSWのチケットを購入していただいたあと、TechWaveにご連絡ください。(tsuruakiアットマークgmail.com)