日本は今後少子高齢化がものすごいスピードで進み、50年後には人口が7000万人にまで激減すると予測されている。それだけ見ると経済縮小は避けられない感じだし、日本の未来ってなんだか暗そう。
「いや、日本語をしゃべる人の人口はこれから伸びていくんです」と、一般社団法人元気ジャパンのナベケンこと渡邉賢一さんは言う。???どういうことだ?「日本語学習者が一日平均で約600人も増えているんです。平均的な日本語学校の規模を生徒数600人程度と考えると、1日1校のペースで日本語学校が増えていってるんです。これってすごくないですか」とナベケンは言う。日本人の数が減ったとしても、日本語をしゃべる人が世界中に広がる未来。確かにすごい。
ナベケンから見せてもらった資料などをベースに自分でもネット上でいろいろ調べてみた。国際交流基金(ジャパンファウンデーション)が、世界各国での日本語教育の最新状況を把握するために3年に1度実施している「海外日本語教育機関調査」の速報値によると、2009年には365万人だった世界の日本語学習者数が2012年には398万人に増えている。9.1%の増加だ。
なぜ日本語学習者が増えているのか。ちょっと前なら日本企業への就職のためとか、日本経済への期待から日本語を学習していたみたいなんだけど、最近は「日本語そのものへの興味」や「マンガ・アニメを対する興味」などという理由が増えてきているみたい。
「日本語そのものへの興味」ってどういうこと?日本語というだけで「好き」ってことなんだろうか。日本って、日本語って、そんなに好かれているんだろうか。
確かに最近なにかと話題のイギリスのファッションブランドのSuperDryのサイトを見ていても、わけのわからない日本語が氾濫している。日本語というだけで「かっこいい」って思っているんだろうか。
まずブランドのロゴにある「極度乾燥(しなさい)」ってなんのことだよ!(怒)
自動車潤滑って文字を入れる意味が分からない。
日本のトレードマークって書いているのに、漢字がもはや日本語じゃないし。
え?大阪ってかっこいいの?サイトを見渡してもここまで大きい「Tokyo」の文字のデザインは見当たらない。東京より大阪のほうがイケてるの?大阪出身者としてはうれしいような、微妙なような。それにしても「会員証な」ってなんだよ!「会員証」もわけわからないけど、「な」ってなんだよ。なんだ、そのため口のききかたは!!
恐らくこうした日本語の使われ方に対して「日本語が乱れる」と目くじらをたてるべきじゃないんだと思う。われわれ日本人だって、わけの分からない英語をあちらこちらのロゴや表記にさんざん使ってるんだし。(例:Strange Japanese Englishという記事)
間違った使い方だって、日本語に親近感を持ってくれるのは、ありがたいこと。
それに考えようによると、これってすごいビジネスチャンスだと思う。世界で日本がかっこいいって思われているんだもん。政府のCool Japanって、なんか胡散臭いって思っていたけど、これは一過性のブームじゃなくて、1つの大きな潮流だし、これからの日本の進むべき方向を指し示しているんじゃないかって思う。
そこのところをしっかりと考えてみたいし、この流れがどの方向に進むのか、そこに日本の活路があるのかどうかを真剣に検討してみたい。
【お知らせ】このテーマで少人数制勉強会を企画してみました。TheWave湯川塾17期のテーマは「クールジャパンの本質をつかめ!事業推進者養成講座・インバウンド編」。詳しくはこちら。
「日本語そのものへの興味」ってどういうこと?日本語というだけで「好き」ってことなんだろうか。日本って、日本語って、そんなに好かれているんだろうか。
確かに最近なにかと話題のイギリスのファッションブランドのSuperDryのサイトを見ていても、わけのわからない日本語が氾濫している。日本語というだけで「かっこいい」って思っているんだろうか。
まずブランドのロゴにある「極度乾燥(しなさい)」ってなんのことだよ!(怒)
自動車潤滑って文字を入れる意味が分からない。
日本のトレードマークって書いているのに、漢字がもはや日本語じゃないし。
え?大阪ってかっこいいの?サイトを見渡してもここまで大きい「Tokyo」の文字のデザインは見当たらない。東京より大阪のほうがイケてるの?大阪出身者としてはうれしいような、微妙なような。それにしても「会員証な」ってなんだよ!「会員証」もわけわからないけど、「な」ってなんだよ。なんだ、そのため口のききかたは!!
恐らくこうした日本語の使われ方に対して「日本語が乱れる」と目くじらをたてるべきじゃないんだと思う。われわれ日本人だって、わけの分からない英語をあちらこちらのロゴや表記にさんざん使ってるんだし。(例:Strange Japanese Englishという記事)
間違った使い方だって、日本語に親近感を持ってくれるのは、ありがたいこと。
それに考えようによると、これってすごいビジネスチャンスだと思う。世界で日本がかっこいいって思われているんだもん。政府のCool Japanって、なんか胡散臭いって思っていたけど、これは一過性のブームじゃなくて、1つの大きな潮流だし、これからの日本の進むべき方向を指し示しているんじゃないかって思う。
そこのところをしっかりと考えてみたいし、この流れがどの方向に進むのか、そこに日本の活路があるのかどうかを真剣に検討してみたい。
【お知らせ】このテーマで少人数制勉強会を企画してみました。TheWave湯川塾17期のテーマは「クールジャパンの本質をつかめ!事業推進者養成講座・インバウンド編」。詳しくはこちら。