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技術革新が加速することで今後、ビジネスのあり方、社会のあり方が急速に変化していくと言われている。今まであった職種が次々と消滅し、新しく生まれた職種も、人工知能とロボットが奪っていく。数十年先には、金銭的な報酬を得ることのできる仕事がほとんど残らない、という予測もある。
人工知能の急速な進化を受けて、「仕事の未来」についての議論が盛んになってきた。経済産業省も、わずか14年後の2030年には735万人の雇用が消滅すると予測を発表している。 14年後って、それほど先の話ではない。
TheWave塾では、この問題をこれまでいろいろな研究者や経営者と議論してきたが、わたし自身は、最近のこうした未来予測にちょっとした違和感を感じている。何か大事なことが抜け落ちたまま議論をしているように感じて仕方がないのだ。
仕事がなくなることって、そんなに悪いことなのだろうか。人工知能とロボットが人間に代わって富を創出してくれるということは、いいこののように聞こえる。恐らくそう遠くない未来に「定年」という制度は崩壊する。それは「一生働き続けなければならない社会」なのだろうか。「一生働き続けることのできる社会」と考えることはできないだろうか。
テクノロジーがビジネスを大きく変えるとき、恐らく人々の価値観も変えていくに違いない。この価値観変化を見ずに、今の価値観で未来を読もうとすれば、未来を読み間違えることになるのではないだろうか。
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2歩先の未来を創る少人数制勉強会TheWave湯川塾では34期のテーマを「テクノロジーが変える働き方」と題して、この問題を徹底的に議論したいと考えています。
テクノロジーの進化の方向を見れば、いつぐらいにどのような技術が実現するのか、ある程度予測できます。まずは、そのテクノロジーのロードマップを基に未来を予測し、その未来をこれまでの価値観と、新しく広がり始めた価値観の両方のメガネを通して吟味したいと思います、そして自分はどのような未来を生きたいのかを考え、その未来を作り出すために今、何をすべきかを考えたいと思います。
そして究極の未来から逆算することで、3、4年先の近未来の姿にもスポットライトを当てようと思っています。日本の会社組織はどのような形態に変わっていくのか。どのような会社組織が、生き残る会社組織になるのか、ということも議論しようと思います。
今ある価値観をベースにした他のセミナーや勉強会では、絶対にできないような議論の場になると思っています。頭を徹底的に柔軟にした上で、あらゆるシナリオを議論し尽くしたいと思っています。
【開催日時と講師】(講師や会場の都合で変更になる可能性があります。ご注意ください)
6/27(月) 19:30~ 湯川鶴章
7/4(月)19:30~(株)リクルートキャリア 加藤茂博氏
7/11(月)19:30~(株)grooves 池見 幸浩氏
7/20(水)19:30~ 井上智洋氏
7/25(月)19:30~ 坂本敬行氏
8/1(月)19:30~湯川鶴章
講義は2時間。うち1時間で講師にお話をいただき、残りの1時間で議論します。また終了後、場所を変えて懇親会を開催します。カジュアルな雰囲気の中でさらに議論が深まり、さらなるオフレコ情報が飛び出すことがあります。懇親会は基本的に自由参加ですが、こうした理由から積極的なご参加を強くお勧めします。
【講師について】
(株)リクルートキャリア 加藤茂博氏
働き方の未来、企業組織の未来について日本で最も考えている企業といえば、 (株)リクルートキャリアでしょう。その中でも加藤氏は、オピニオンリーダー的な存在だと言われます。加藤氏と一度お話させていただきましたが、究極の未来を見据えつつも、すぐそこにある近未来を現実的な視点で語れるバランス感覚をお持ちの方です。楽観的な未来像を描きがちな私にとっては、足元にある現実を教えてくれる貴重な存在です。徹底的に議論させていただくのが、今から楽しみです。
働き方の未来、企業組織の未来について日本で最も考えている企業といえば、 (株)リクルートキャリアでしょう。その中でも加藤氏は、オピニオンリーダー的な存在だと言われます。加藤氏と一度お話させていただきましたが、究極の未来を見据えつつも、すぐそこにある近未来を現実的な視点で語れるバランス感覚をお持ちの方です。楽観的な未来像を描きがちな私にとっては、足元にある現実を教えてくれる貴重な存在です。徹底的に議論させていただくのが、今から楽しみです。
(株)grooves 池見 幸浩氏
技術がリクルーティングをどのように変えていくのかを、日本で最も早くから考えぬいていた人の1人です。人工知能がブームになる前から人工知能の研究者をアドバイザーに迎えて、人工知能を応用したリクルーティングのあり方を探っておられました。昨年わたしは米国に出張した際に、リクルーティングに興味を持つ人工知能の著名研究者を取材しましたが、この著名研究者の考えが池見氏の主張とほとんど同じだったことに驚きました。「人工知能xリクルーティング」に関するビジョンでは、池見氏は世界最先端ということなんだと思います。
坂本 敬行氏
ビジネスコンサルタント。超能力者。以前にも湯川塾に講師としてきていただいたことがあり、そのときも大好評でした。坂本さんのすばらしいところは、特殊能力を持っているというところではありません。特殊能力を持って生まれきたことをきっかけに、彼自身、人間とは何か、幸せとは何か、という問題に悩み続けてきました。人生の根源的な問題から逃げることなく考えぬいて生ききたからこそ、時代を超える深い洞察力を持つに至ったのだと思います。坂本さんとなら、今の価値観、常識にとらわれずに、未来の働き方、生き方を一緒に議論できるのではないかと思っています。欧米ではマインドフルネスと呼ばれる価値観が広まり始めました。マインドフルネスは、禅やスピリチュアリティなどと非常に近い概念を根底に持っています。欧米で広がってきた新しい価値観は、どういうものなのか。禅や仏教の考え方と、どう違うのか。そんなことを議論したいと思います。
技術がリクルーティングをどのように変えていくのかを、日本で最も早くから考えぬいていた人の1人です。人工知能がブームになる前から人工知能の研究者をアドバイザーに迎えて、人工知能を応用したリクルーティングのあり方を探っておられました。昨年わたしは米国に出張した際に、リクルーティングに興味を持つ人工知能の著名研究者を取材しましたが、この著名研究者の考えが池見氏の主張とほとんど同じだったことに驚きました。「人工知能xリクルーティング」に関するビジョンでは、池見氏は世界最先端ということなんだと思います。
駒沢大学 井上智洋氏
「欠乏の学問」である経済学は、AIとロボットが富を生み出す「豊かな時代」に、どのような役割を果たすのだろうか。そう思ってAI時代を見据えた経済学者がいないか知り合いに聞いてまわったところ、唯一名前が挙がったのが井上先生でした。井上先生には25期「人工知能。50年来のブレークスルーが起こす急展開」で、講師をお願いしました。その際には、資本主義の自然死という衝撃的なお話をしていただきました。そんな時代に向け、井上先生の主張は、貨幣発行益をベーシックインカムの財源にできるのではないかというものでした。今期では、そうした未来の中での働き方について、井上先生と徹底議論させていただきたいと思っています。
「欠乏の学問」である経済学は、AIとロボットが富を生み出す「豊かな時代」に、どのような役割を果たすのだろうか。そう思ってAI時代を見据えた経済学者がいないか知り合いに聞いてまわったところ、唯一名前が挙がったのが井上先生でした。井上先生には25期「人工知能。50年来のブレークスルーが起こす急展開」で、講師をお願いしました。その際には、資本主義の自然死という衝撃的なお話をしていただきました。そんな時代に向け、井上先生の主張は、貨幣発行益をベーシックインカムの財源にできるのではないかというものでした。今期では、そうした未来の中での働き方について、井上先生と徹底議論させていただきたいと思っています。
坂本 敬行氏
ビジネスコンサルタント。超能力者。以前にも湯川塾に講師としてきていただいたことがあり、そのときも大好評でした。坂本さんのすばらしいところは、特殊能力を持っているというところではありません。特殊能力を持って生まれきたことをきっかけに、彼自身、人間とは何か、幸せとは何か、という問題に悩み続けてきました。人生の根源的な問題から逃げることなく考えぬいて生ききたからこそ、時代を超える深い洞察力を持つに至ったのだと思います。坂本さんとなら、今の価値観、常識にとらわれずに、未来の働き方、生き方を一緒に議論できるのではないかと思っています。欧米ではマインドフルネスと呼ばれる価値観が広まり始めました。マインドフルネスは、禅やスピリチュアリティなどと非常に近い概念を根底に持っています。欧米で広がってきた新しい価値観は、どういうものなのか。禅や仏教の考え方と、どう違うのか。そんなことを議論したいと思います。
【情報の取り扱いについて】
少人数のカジュアルな雰囲気のためオフレコ情報が多数飛び交います。ソーシャルメディアなど公の場での情報共有は基本的に禁止といたします。
【場所】
渋谷のコワーキングスペースco-ba6階ライブラリー
【オンライン受講について】
会場に来れない方のために、テレビ会議システムを使ってリアルタイムでのオンライン受講が可能な体制を取っています。ほぼ完璧な受講メモも用意しています。ただしネット回線の混雑などの理由で、快適な受講環境を提供できない場合があります。急な出張が入った場合や、地方からどうしても参加したいという方のために体制だけは整えましたが、湯川塾の醍醐味は、最先端の講師と膝を突き合わせて議論するところにあります。なるべくリアルに参加されることをおすすめします。
【受講料】
法人枠 20万円(税別)
お一人さまのみの参加となりますが、その方が出席できない回については、同じ会社の別の方の代理出席が可能です。領収書の宛先が法人の場合は、法人枠となります。ご了承ください。
個人枠 15万円(税別)
個人として参加される場合は、3回、5回の分割払いも可能です。ご相談ください。
この比較的高額な受講料と、主に口コミによる塾生募集の両方が適切なフィルターとして機能し、尖った受講生が集まる傾向にあります。豪華な講師陣という魅力に加え、塾生同士の横のつながりも湯川塾の大きな魅力の一つとなっています。これまでに300人以上の卒業生を輩出しており、テクノロジーに関心のあるビジネスパーソンのコミュニティーが形成されています。
【定員】
10名
【対象者:以下のような方を念頭にカリキュラムを組みました】
・人事担当者
・企業経営者
・企業経営者
・経営企画担当者
・起業志望者
・投資家
テクノロジーに関する事前知識がない方でも議論に参加していただけるよう、ITジャーナリストの湯川鶴章がやさしく解説しながら講義を進めていきます。そこが、ITジャーナリストが主催する勉強会の強みだと考えています。
【湯川塾が人気の理由】
湯川塾はもう5年以上続いています。ここまで継続できている理由を聞かれることがあります。理由は幾つかあると思いますが、最も大きな理由はテーマ選びだと思っています。まだ世間一般に認知されていないものの、これから話題になりそうなテーマを先取りしています。まだ広く認知されていないテーマなので、数十人のセミナーだと集客できないテーマかもしれません。10人集まれば満員の少人数制勉強会だからこそ、尖ったテーマで成立するのだと思います。
また尖ったテーマなので尖った塾生が集まります。講師にとっても最高の議論の場になるようで、講師の中には引き続き別の講師の回にも参加を希望される方がいらっしゃいます。30期「ソーシャルロボット」でも、4人の講師のうち3人が自分の回以降の回への参加を希望されました。 「ソーシャルロボット」を手掛けるトップランナー3人が議論に参加するわけですので、非常に濃い議論の場になりました。日本で最も最先端の熱い議論になったのではないかと思います。
またアットホームな雰囲気も湯川塾の特徴です。雰囲気作りには気を配っていて、事務局に明るく前向きなメンバーを集めています。塾生からは「塾の日が楽しみ。元気になれる」という感想をいただいています。
【湯川塾・過去のテーマ】
湯川塾が過去にどのようなテーマを取り上げてきたかは、以下のリンク先でご確認いただけます。
【申し込み】
お申し込みは以下のフォーム、もしくはこちらのリンク先からどうぞ。