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【満員御礼】募集を締切りました。


1年ぶりにシリコンバレーを取材してきました。スタートアップやAI研究所、センサー関連のベンチャーなどを取材し、ベンチャーキャピタリスト何人かと意見交換もしました。その結果、シリコンバレーでさえ、次の大きなイノベーションの波が何であるのかをつかんでいないということをしみじみと実感しました。

10年ほど前までは「タイムマシン経営」という言葉に代表されるように、シリコンバレーで流行っているビジネスを日本に持ってきて、少しアレンジするだけで成功する時代でした。しかし、今や日米に情報の格差はほとんどありません。格差があるとすれば、研究者、開発者、スタートアップの層の厚さの違いくらいです。

その層の厚さの中に、煮えたぎるマグマのような熱量を感じました。マグマは次の噴火口を探して地中をうごめいています。次はいつ噴火するのか、どこで噴火するのか。だれもがそれを見定めようとしているように感じました。

われわれもまたそれを見定めるために、今一度、各領域の現状をおさらいし、オピニオンリーダーたちと徹底的に意見交換したいと思います。

次の噴火口となりそうな領域と言えばVR、IoT、チャットボット。そしてこれらの領域の底辺に流れるのがAIの急速な進化です。

VRに関しては、日本で最もVRに詳しく、しかも活発に活動されているgumiの國光さんにお声がけしました。VRに関して一度國光さんと意見交換させていただきましたが、ここまで論理的に時代の変化のパターンを読んでいる人はいないのではないかと思います。

IoTに関しては、情報通信総合研究所の前川純一さんにお話を聞きます。シンクタンクの調査員なので、その情報量はすさまじいです。もう一度、IoTビジネスを俯瞰するには最適の講師だと思います。

チャットボットの領域では、日本で最もチャットボットのビジネスに詳しい方を講師にお招きします。ただあまりにも内情に通じているため、実名を公開することができません。氏名、所属は非公開、講義の内容、議論も完全オフレコとします。講義の中で、どの程度のオフレコ話に発展するのかは分かりませんが、しっかりとチャットボットビジネスの現状を把握したいと思います。

そしてすべての底流を流れるマグマであるAIに関しては、リクルートのAI研究所の仕掛け人、石山洸さんをお招きします。石山さんは、リクルートと米国のトップAI研究者との橋渡しをした張本人。リクルートを世界レベルのAI企業に進化させるための道筋を立てた今、次にどのような未来を見ているのか。じっくりお話を聞きたいと思います。

 またAIの進化があまりにも早いので、AIリサーチャーの遠藤太一郎さんにも、AIの最新動向の解説をお願いすることにしました。最初の回では、AIにあまり詳しくない方向けに「素人でも分かるAI入門」のお話をしていただきます。また2回目以降も全回出席していただいて、何かAIに関するニュースが出た場合などに、講義の始まる10分前に簡単な解説をお願いしたいと思っています。

今回の期は、情報のおさらいの期ではありません。現状を把握した上で未来を読もうとする期です。ですので、今回は今まで以上にディスカッションに力を入れたいと思っています。そこで最終回はディスカッションのファシリテーターとして定評のある片山啓吾さんに議論をリードしていただきたいと思います。


今期は、次の展開を読みたい投資家、経営者、新規事業担当者に特にお勧めのコンテンツとなっています。







【開催日時と講師】(講師や会場の都合で変更になる可能性があります。ご注意ください) 


・12/5(月)19:30~21:30 懇親会21:30~23:00
湯川鶴章・遠藤太一郎氏
・12/12(月)19:30~21:30 懇親会21:30~23:00
國光宏尚氏(株式会社gumi)
・12/19(月)19:30~21:30 懇親会21:30~23:00
石山 洸氏
・1/10(火)19:30~21:30 懇親会21:30~23:00
前川純一氏
・1/17(火)19:30~21:30 懇親会21:30~23:00
講師名、所属非公開
・1/23(月)19:30~21:30 懇親会21:30~23:00
全体討論・片山啓吾氏

 
講義は2時間。うち1時間で講師にお話をいただき、残りの1時間で議論します。また終了後、場所を変えて懇親会を開催します。カジュアルな雰囲気の中でさらに議論が深まり、さらなるオフレコ情報が飛び出すことがあります。懇親会は基本的に自由参加ですが、こうした理由から積極的なご参加を強くお勧めします。 



【会場】
外苑前のミスルトウ・ベース・キャンプのセミナー会場をお借りして行います。





【講師について】



湯川鶴章

湯川鶴章
 ITジャーナリスト。時事通信編集委員を経てテックメディア「TechWave」を創業。その後フリーに。

 


遠藤太一郎

遠藤太一郎氏
 AIリサーチャー兼エンジニア。まったくの文系人間に対してでも、AIを非常に分かりやすく説明するのが得意。「何度同じ質問をしても怒らないAIエンジニア」と言われている。AIがあらゆる技術の通低音になるはずなので、38期では専門家の視点からAIの動向を解説していただきます。



國光宏尚氏

國光宏尚氏
株式会社gumiのCEO。テクノロジーに関する日本のオピニオンリーダーの一人。論理的に時代を見通す力には定評がある。「スマホの次にくるのはVR」が最近の口癖。恐らく日本で最もVR、AR、MRに関する情報を持っている一人。また単に情報を持っているだけでなく、次にくるパラダイムにそなえて、あらゆるレイヤーにリソースを賭けている。その辺りのお話も聞いてみたいと思います。
関連記事:モバイル動画の最終形とVRの未来



石山 洸氏
石山 洸氏
世界的なAI研究者たちをリクルートのアドバイザーやAI研究所の所長に就任させた仕掛け人の一人。早くからAIの可能性を見極めて動き出していた。リクルートを世界的なAI企業にするための道筋が完成した今、石山さんは次にどんな未来を見ているのか、聞いてみたい。
関連記事:シリコンバレーのリクルートAI研究所はチャットボットを開発していた






前川純一氏

前川純一氏
情報通信総合研究所
1994年NTT入社。1996年シリコンバレーで黎明期のInternetを経験。その後、海外SI案件に複数従事。2002年ボストン大学MBA取得。Web関連ビジネスの立ち上げ、コンサル等を経験。2012年より現職。ハード・ソフト両面からICTと社会の変遷を俯瞰。
B向け、C向け、政府向けと、IoTは多岐の領域に渡るが、すべての領域を俯瞰的に見渡せる立ち位置にいる。





非公開

氏名・所属非公開

日本で最もチャットボットビジネスの現状に詳しい人物の一人。チャットボットをめぐって、今どの企業がどのような動きをしているのか、今後どのような展開になるのか、といったことを、完全オフレコを条件にお話していただきます。





片山啓吾氏

片山啓吾氏
天才ファシリテーター。和やかな雰囲気の中、グループディスカッションをリードするスキルには定評がある。今期は、これまでの期以上に議論に力を入れていきますので、片山さんにご協力いただくことにします。





【情報の取り扱いについて】
少人数のカジュアルな雰囲気のためオフレコ情報が多数飛び交います。ソーシャルメディアなど公の場での情報共有は基本的に禁止といたします。 









【オンライン受講について】
会場に来れない方のために、テレビ会議システムを使ってリアルタイムでのオンライン受講が可能な体制を取っています。受講メモも用意します。ただしネット回線の混雑などの理由で、快適な受講環境を提供できない場合があります。急な出張が入った場合や、地方からどうしても参加したいという方のために体制だけは整えましたが、湯川塾の醍醐味は、最先端の講師と膝を突き合わせて議論するところにあります。なるべくリアルに参加されることをおすすめします。 






【受講料】
法人枠 20万円(税別)
お一人さまのみの参加となりますが、その方が出席できない回については、同じ会社の別の方の代理出席が可能です。領収書の宛先が法人の場合は、法人枠となります。ご了承ください。


個人枠 15万円(税別)
個人として参加される場合は、3回、5回の分割払いも可能です。ご相談ください。 


この比較的高額な受講料と、主に口コミによる塾生募集の両方が適切なフィルターとして機能し、尖った受講生が集まる傾向にあります。豪華な講師陣という魅力に加え、塾生同士の横のつながりも湯川塾の大きな魅力の一つとなっています。これまでに300人以上の卒業生を輩出しており、テクノロジーに関心のあるビジネスパーソンのコミュニティーが形成されています。







【定員】
約10名 







【対象者:以下のような方を念頭にカリキュラムを組みました】 
 
・企業経営者
・経営企画担当者
・起業志望者
・投資家 
 


テクノロジーに関する事前知識がない方でも議論に参加していただけるよう、ITジャーナリストの湯川鶴章がやさしく解説しながら講義を進めていきます。そこが、ITジャーナリストが主催する勉強会の強みだと考えています。 







【湯川塾が人気の理由】
 湯川塾はもう5年以上続いています。ここまで継続できている理由を聞かれることがあります。理由は幾つかあると思いますが、最も大きな理由は、テーマ選びだと思っています。まだ世間一般に認知されていないものの、これから話題になりそうなテーマを先取りしています。まだ広く認知されていないテーマなので、数十人のセミナーだと集客できないテーマかもしれません。10人集まれば満員の少人数制勉強会だからこそ、尖ったテーマで成立するのだと思います。

また尖ったテーマなので尖った塾生が集まります。講師にとっても最高の議論の場になるようで、講師の中には引き続き他の講師の回にも参加を希望される方がいらっしゃいます。30期「ソーシャルロボット」でも、4人の講師のうち3人が自分の回以降の回への参加を希望されました。 「ソーシャルロボット」を手掛けるトップランナー3人が議論に参加するわけですので、非常に濃い議論の場になりました。日本で最も最先端の熱い議論になったのではないかと思います。

またアットホームな雰囲気も湯川塾の特徴です。雰囲気作りには気を配っていて、事務局に明るく前向きなメンバーを集めています。塾生からは「塾の日が楽しみ。元気になれる」という感想をいただいています。
塾の様子はFacebookページで報告しています。ぜひTheWaveのFacebookページをご覧ください。






【湯川塾・過去のテーマ】
湯川塾が過去にどのようなテーマを取り上げてきたかは、以下のリンク先でご確認いただけます。



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